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2018/9
今年の夏は連日35度を超える異常酷暑となりましたが毎年恒例の夏季休暇がやってきました。
休暇は愛犬の面倒を見ることで終わってしまう予定でしたが急遽その必要が無くなり3泊4日の旅に出かけることになりました。
数日間思案し青春18きっぷを使用し関東を訪問することに決定しました。
8月11日早朝家を出てまず向かった先は小田原です。各駅停車でおよそ6時間の道のりです。
小田原での目的地は小田原城。戦国時代とは応仁の乱から始まり豊臣秀吉と北条氏との小田原合戦までを呼ぶようです。
小田原合戦を前に秀吉軍は北条家の支城を攻めましたが唯一攻め落とされなかったのが忍城(埼玉県)です。
のぼうの城という映画の舞台にもなりましたが石田三成の水責めに耐えた忍城へ行ってみたくなりました。
8月12日は日野市を訪問です。
朝八王子市を出て京王線でまず日野市の高幡不動に到着です。
高幡不動尊は平安時代から続く古刹です。ここには四国八十八か所を巡礼できるコースがあります。
およそ1時間かけて汗だくになって巡礼を終えました。
日野は幕末新選組の土方歳三の生誕の地でもあり歳三資料館を尋ねました。当日は歴女や夏休みの自由研究で訪れる子供たちでにぎわっていました。
歳三は家伝の石田散薬という薬を売り歩いていたこともあるようで効能は牛革草を原料にした打ち身やねん挫薬です。
薬剤師としては服用して効果を確認してみたくなりますね。
8月13日 高崎に宿を取り足尾銅山へ向かいます。
以前佐渡の金山 石見の銀山を訪れており足尾銅山を訪問することで金 銀 銅の三冠達成です。そんなこと銅でもいいと言われそうですね(笑)
足尾銅山に行くには渡良瀬渓谷鉄道を利用しますが渡良瀬川に沿って走る車窓からの景色は最高です。
渡良瀬川は森高千里の歌で有名になりましたが途中にあった沢入駅(そうりえき)はNHKテレビ小説半分、青いの撮影に使われた夏虫駅です。
この陸橋の上で律が鈴愛にプロポーズしました。たぶん長良川鉄道を想定していると思いますがこんな山奥にも岐阜との接点がありました(驚)
午後は日本最古の学校、足利学校を訪れました。中学の教科書に出ていた記憶がありますが〰
昨年は旧閑谷学校(岡山県)に行き今年は足利学校へ足を運び改めて教育の原点と学ぶことへの尊さを教えられたように思います。
8月14日 早いものでもう最終日です。
今日は初日に行ってみたくなった忍城へまず向かいます。
日本一暑い町といわれる熊谷市の隣にある行田市に忍城はあります。
一見非常に小さな城です。石田三成の水攻めに耐えたのは築城技術が優れていたのか
城主の知力が素晴らしかったのか そもそも水攻めがまずかったのか議論は尽きないですね。
今回の旅の最終地は全く考えていなかったのですが幕末という時代を振り返ると近代日本の扉を開いた原点は黒船到来ですね。
ということでペリー提督が上陸した浦賀へ足を運びました。歴史が動いた地 ただただ感動です。
歴史が動くときはきっと偶然と必然が重なり合うのかもしれませんね。
青春18きっぷで岐阜に帰りま〰す。