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コロナにも暑さにも負けず釣りに行っています。前回はブラックバスの釣行記でしたが今回は,というか今年はほとんど黒鯛しか釣ってません。
実寸50cm弱 いわゆる年なしと言われる黒鯛です。釣り方は「落とし込み」というやり方で、エサは「ムラサキイガイ・通称カラス」。フレンチで有名なムール貝です。エサをぎりぎり岸壁際できれば5cm以内にゆっくりと落としていきます。なぜカラスを使うかというと岸壁の水中部分にべったりと付着している為、それを食べる黒鯛の大好物であるからです。カラスの落とし方はいろいろありますが、基本は自然に壁から剥がれるような演出をします。
ずっと同じ場所で粘っても駄目ですので落としては移動、落としては移動の繰り返し。アタリは色々なパターンがあり、糸に10個程つけている目印の変化を見ます。沈んでいくはずの目印が止まる。すっと引き込まれる。いきなり竿の先をひったくられる等々。どこが面白いかといえば、この静から動への変化の見極めです。合わせが決まればずっしりとした重量感、黒鯛が大きければ大きいほどいきなり走り出すことはなく、ゆっくりと動き出します。
糸も細めですので無理やり止めればその場でプッツンさよなら。リールも原始的なタイコリールですので自分の手だけでコントロールしなくてはいけません。機械任せではないやり取りがたまりません。
釣った後はどうするかといえばおそらく名古屋港の黒鯛は臭くてまずそうなので写真を撮って逃がします。そこはブラックバスと一緒です。
同じ場所に通っているといろいろな出会いがあります。
お決まりのネコ様、
きれいな虹
この場所でしか会わず、名前も知らない釣り人との会話
もしかしたらこんな非日常を求めて
毎回釣行しているのかなと思う今日この頃です。