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2019/2
釣りの話はいつ出るんだという話はおいときまして、今回は人間ドックのお話を。
ちなみに人間ドックは人間ドッグと表記するのは誤りでドックとはdock[船の修理場]から
来ている言葉とのことです。さらに余分ですがギブスではなくギプス、上着のジャンバーではなくジャンパーとのこと。正確な日本語は難しいですね。
ドック今回は岐阜市で行いました。いつも決まった診療所にしか行かないため初めての場所です。職業柄施設の予約方法からアクセスから受付から内容、アフターフォローまですべてが気になります。感想を言うと☆3つ。来年もここで受けようと思いますし、他の人にも勧めたいです。施設名は出しませんのでステマではありません。
予約は電話で丁寧な対応、わかりやすい案内看板に広い駐車場。玄関で靴を脱いで下駄箱に入れようと思ったら足元が温かい、床暖房ですね。てきぱきと受付を済ませ広いロッカールームで着替えを済ませると尿検査です。便座のふたに色がついていて何かなと思いつつエコー検査へ。ここで眼鏡をベッドの枕のところに忘れるというミス。ここでは気づかず次の身体測定へ、次の場所へ行く際の案内がわかりやすく検査ごとに色分けされていました。便座のふたの色はこれかと思いつつ身体測定、血圧、採血。ここで眼鏡を忘れたことに気づき、エコー検査室に取りに行くのは他の人の検査中だとタイミング悪いなと思いながら血圧測定値を見ていると、技師さんが名前を呼びながら眼鏡を届けてくれました。次の患者がどこにいて何をしているかを把握しており、忘れ物もチェックしているという完ぺきな対応。次の聴力・眼科等の検査を待つ間椅子に座って雑誌でも読もうかとマガジンラックを見ると健康雑誌・書籍のオンパレードなのでげんなりしているとナショナルジオグラフィック、お肉の料理本があり安心です。検査に呼ばれ終了後椅子に戻り置いたままだった料理本を探すとありません。おそらくスタッフが片づけたと思われます。椅子の上に本が置きっぱなしだと違う患者が座れないことを考慮し、そういうルールかなと思いました。最後は肺のレントゲンと胃透視です。今度は待合の椅子が全く違います。人間工学上考えられたようなカラフルで座り心地の良い椅子で待っていると胃透視に呼ばれました。バリウムを攪拌する機械が回っておりそのまますぐ飲めます。目の前には右・左の指示用のディスプレーがあり、足元は回転式でなおかつ体の向きに合わせて動きます。これで検査は終了。
次はお楽しみの昼食です。長方形の割りこ弁当+味噌汁。バラエティに富み栄養バランスも考えてあるお弁当です。味噌汁も含めかなりの薄味。日頃いかに濃い味の食事をとっているかを自覚することが目的のような感じすら受けます。入口の掲示板に患者の意見コーナーがあり、改善した件、改善できかねる件と両方きっちり記載してあります。できないことはできないとしっかり断っている点に好感が持てます。あっという間に昼食を終えて終了かと思いきや、医師の結果報告があるとのこと。身体測定・血圧程度はすぐわかりますが臨床検査値まで1枚のデータに出ていました。自前のラボがあるからできるこのスピード感、レントゲン画像も含めて異常なしでほっと安心です。PCの連携システムを含め今ここまで来ているのかと驚きました。こういう検査専門の医療機関は治療目的ではないため患者がより自由に選ぶことができます。おそらく競争がなり激しい業種だと思います。その競争に勝つためには施設と内部のハードだけでは無理で、働いているスタッフのスキル、並びに患者に対する対応、向上心がないと生き残れないのではないでしょうか。今回人間ドックを受けて本当に良くできている施設だなと感心しました。全体の方向が患者ファーストに向いています。私たち調剤薬局ではなかなか難しいですが、この方向性は是非取り入れたいと思いますし、どうすればより選ばれる施設になるだろうか?という共通意識をスタッフに持たせることができるかを聞いてみたいです。
今回はドック話になってしまいました。写真がないじゃないかという読者の皆さんに1枚
わかる人にはわかるなかなか珍しいポケモンGoのジムです。
次回こそは釣果写真を。でも寒い・・・