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2019/8
もっさん釣行記 その4
今度こそ釣果並びに写真あります。最後に添付します約束します。という書き出しで始めてみたその4、釣果は最近これしか釣ってないというブラックバス。「池の水抜いてみました」等で一躍というかかなり前から悪名高き外来魚。この魚のおかげで従来の生態系が壊れたといわれていますが、その真偽についてここで語ることはしません。ただ釣りをしていてこれほど面白い釣りはないというのは断言します。それは何故かというと釣り方がいわゆる「ルアー」という疑似餌(餌に似せたもの・本来の意味は誘惑)を使うことにつきます。いわゆる餌釣りというものは対象となる魚が普段食べている食物を用いることがほとんどですがルアーは違います。確かにブラックバスの主食である魚やエビ、ミミズ等に似せたものもありますが、どう考えても自然界には存在しない形、色 例えば
こんな餌が水中にありますでしょうか?でもこれで釣れてしまうのです。おそらくですがブラックバスはとても好奇心が強く、人間だと見て触って確かめるところ、手がない彼らは取りあえず口で咥えてみようとなるのではないでしょうか。
このルアーというのは種類がそれこそ星の数ほどあって、そのなかからこれだという一つを選んで釣りをするわけです。さらにそのルアーをどのように使うかについても数多くのやり方があります。まず水の水面か表層か中層か底か、引っ張るスピードが早いか遅いか、引っ張る途中に止めるかどうか、止めるなら何秒に1回か、止める時間は何秒か等々、それこそ組み合わせを考えれば星の数どころではありません。
これを考えるのが面白い。極端な話実際釣りに行かなくても脳内フィッシングで楽しいのです。例えばつぎの釣行は6月30日、天気予報は曇り、気温は28度、風は北風4m前日の天気は雨、ということはおそらくいつもの場所はやや増水していて少し濁りが入っておりもろに風を受けるはず。昼間は気温が上がるが朝一はまだ低め、昨日の雨くらいならば河口の水門を開けてないから流れはほとんどない。となるとブラックバスは岸よりの障害物にぴったりついて、風によって流されるプランクトンを目当てに寄ってくる小魚が目当てだろう。風のせいでさざ波が立っている。ならばこのルアーで勝負。となるわけです。
この読みが当たり実際釣れると楽しいどころの騒ぎではありません。自分はブラックバスの心理を読むことができる天才釣り師なのかと思うわけです。
ところがどっこい、この読みが当たるのがそれこそ5回に1回どころか10回に1回あるかどうか、要するに10回通って満足する釣果が出るのが1回くらいでしょうか。
この釣りにも自称他称も含めプロといわれる人々がおります。確かに上手い人もいます。結果を出す人はさっきの話、脳内フィッシング能力が非常に優れています。では脳内フィッシング能力を上げるにはどうするか? 答えは簡単。釣りに行くことです。
何回も何回も通えばいろいろな天気、気温、風、波、に出会えます。そうすればこの天気でこの気温ならばこのルアーをこう引けば答えが出るというわけです。
私は以前クロダイ釣りにもかなりはまっていて、今は入れなくなってしまいましたが衣浦西堤に通っていました。クロダイ初心者の私にすぐに釣れるわけもなく結局西堤では結果を出せませんでしたが、何回か通ううち一人のおじさんと話すようになり、今日も坊主(釣れないこと)ですわ。というような会話をしていたらおじさん曰く「100回通え、そうすれば釣れるようになる」思わず「100回ですか?」と言ってしまいましたが「お百度参りだよ。」と。まだまだ修行が足りません。修行といいつつ結局は好きな趣味じゃねえかとのご指摘はもちろん、その熱意の半分でいいから日々の仕事に回したら、というご指摘ももちろん受けます。まあそこはそれ。最後に読みが当たった結果を2枚ほど。
まずは写真の撮り方から勉強だ・・・・・・