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2013/11/12
先週は会社で鵜飼いを見に行きました。
岐阜市の清流長良川では、約1300年の歴史がある鵜飼いが行われています。
ただ、岐阜に住んでいるとその伝統ある鵜飼いもいつも通る橋から見え、船に乗ってみなくてもいいかと思ってしまうこともあり、乗ったことがないという方も多くいらっしゃいます。今回は会社のスタッフさんが見てみたいという希望もあり、会社で見に行こうかとなり、行って来ました。
鵜飼いは食事付きだと思っていたんですけど、鵜飼い観覧船事務局に問い合わせてみると、「持ち込みでお願いします。」と言うことでした。曜日や季節によって食事がセットの乗船もあるようです。
今回は貸し切り船です。「景雲丸」20人乗り。受付をすませて乗り込みます。船では靴を脱ぎます。今回はスタッフだけでなく、スタッフの家族も参加してもらいました。大人やお弁当、子供はお菓子が配られます。数日前の天気予報では雨が降るということでしたが、結局雨は降らず、川の水が少ない日でした。船がでたのは暗くなってからですが、さすがは清流長良川、川の底が見えます。
10月に行ったので気温もちょうど良く心地よい気分で船は上流へ上っていきます。10分くらいで待機する岸に着いちゃいますが。そこで鵜飼いが始まるまで待機します。そのときが食事タイムです。
そこは他の船も待機していて皆さん食事をしています。船頭さんが教えてくれます。「あそこにある船、トイレ専用の船です。特に子供さんは行っておいて下さい」と。鵜飼い船に乗ったらもうトイレに行けないだろうと思っていたんですが、ちゃんと用意されているんですね。さらにその船は2千万円ほどかかっていると。「話のネタに行ったおいて下さい。」と言われ、一度船を下りて数十メートル先に停まっているトイレ船に行きます。が、そこには長蛇の列。並ぼうかと思ったんですがやめちゃいました。
そしていよいよ鵜飼いが始まります。鵜匠さんは6人いらっしゃるそうで、鵜飼い船も6艘。
今回は鵜飼いも終わりがけの時期だったこともありそれほどお客さんが多くなく、鵜飼いを間近で見ることができました。
船頭さんが言うには、織田信長や徳川家康も鵜飼いを見ているそうです。信長や家康が見た鵜飼いが受け継がれているというのはすごいものです。最後は「総がらみ」があり、6隻の鵜舟が川幅いっぱいに横隊となり一斉に鮎を浅瀬に追い込みます。なかなか幻想的で良かったです。
鵜が採った鮎を見せてもらえました。手で触ると体温で鮮度が下がるそうで、さわらないで下さいと言うことでした。手でさわっただけでも鮮度がさがるんですね。
鵜飼いは約一時間で終わり、船は岸に戻って行きました。鵜飼いは京都や愛知県犬山でも行っていますが、このような伝統を受け継いでいる岐阜も良いところだと改めて思いました。
鵜飼いはスタッフの皆さん満喫して頂けたようです。良かった。
また機会があればイベントを行いたいですね。
年末も近づいてきて次のイベントは忘年会ですね。